紀の川市で生まれている
新しいチャレンジ
本プロジェクトは紀の川市の生産者がプロジェクトオーナーとなり、クリエイターと共に商品化に挑みます。
このページでは、プロジェクトオーナーの生産者を紹介します。
四十八瀬紀ノ川ファミリー 中山英樹
「あんぽ柿のようなまるごとセミドライキウイ
“あんぽキウイ“をつくる」
川口ファーム 川口 陽平
「和歌山特産のいちご『まりひめ』を使った
鞠型のスイーツをつくりたい!」
Kubo-Labo 高岡良
「ビールを味変!
フルーツエールをつくれるキットを開発!」
藪本畑下農園 籔本 梓
「人気ジェラート桃農家がつくる新定番。
桃を使ったカヌレを開発!」
まつばら農園 松原 好佑
「規格外フルーツと皮を最後まで食べ切る!
果樹農家が挑むフルーツアップサイクル」
いわつるfam. 岩鶴 妃紗
「紀の川市産の米とフルーツで作る
ポン菓子グラノーラ」
元ちゃんファーム 小林 元
「自然・有機栽培の野菜を使って、
からだに優しい非常食を開発!」
キウイ・柿・ネーブルオレンジなどを生産。キウイ生産の省力化を研究し続け、極力除草剤をかけず自然に近い状態にすることで、より少ない労力で品質の高いキウイを生産している。先駆けたチャレンジで地域の活性化になることを心がけている。
・あんぽ柿のような地域の名産品を作りたい!
・美容やおやつ作りに興味ある方お待ちしてます!
あんぽ柿のようなまるごとセミドライキウイ“あんぽキウイ”をつくる
紀の川市は柿の生産者が多く、あんぽ柿が昔から有名。同じくらい多いのが集落60件のうち1/3が手がけているキウイフルーツ。子供たちの代まで続く産業にするため、あんぽ柿のような産業をこの地域につくりたいです。キウイのドライフルーツはありますが、あんぽ柿のようなセミドライはないので、まるごとセミドライにした“あんぽキウイ”にチャレンジします。
2021年に新規就農し、とうもろこしや野菜、いちごを生産している農園。代表は医療機器メーカーに勤めた後、京都の農園で働き、紀の川市に移住して新規就農。和歌山独自のいちご品種「まりひめ」に力を入れている。
・まりひめの楽しみ方はまだまだあるはず!
・立ち上げ直後の農園を盛り上げてくれる方お待ちしてます!
和歌山特産のいちご『まりひめ』を
使った鞠型のスイーツをつくりたい!
和歌山では独自品種のいちご『まりひめ」が広がってきています。新規就農の私はこのまりひめをに特に力を入れて作っていますが、作るのが難しい品種なのでロスも多いです。そこで、ロスを使った加工品をつくり、まりひめの楽しみ方をもっと広げたいです。和歌山はてまりも有名です。まりひめを使った鞠型のスイーツをつくります!
川口さんはこれからいちごづくりや商品開発にチャレンジする1年生。どんないちごができるのか、商品は完成できるのか、未知数です。しかしどんなことも実現するガッツと、貪欲に学ぶ勉強家な一面が、必ずやりきってくれるだろうという気持ちにさせます。いちご好き、スイーツ好き、クセの強いアイデアが好きな人、川口さんと一緒にどこにもない商品づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
沖縄で農業を学んだのち、紀の川市に移住し農業法人で研修し、2021年に独立。桃の産地 桃山であえてパッションフルーツとバナナを農薬不使用で取り組んでいる。りんごや洋梨など地域で作っていない産品に積極的に取り組んでいく予定。
・和歌山の新しい名物をつくります!
・お酒×フルーツ の分野を開拓します
・パッションのあるクリエイターをお待ちしています!
ビールを味変!フルーツエールを
つくれるキットを開発!
パッションフルーツでスイーツやビールづくりに取り組んでいます。フルーツエールをつくる過程で、ピューレにしたり乾燥するのですが、それを市販のビールに後から入れるだけで簡易的にフルーツエールを楽しむことができるのではないかと考えました。フルーツがなんでも揃う紀の川で、その楽しみ方をビールまで広げ、もっと紀の川の名を知ってもらいたいです!
周りが桃畑だらけの中でパッションフルーツをつくり、バナナやフィンガーライム等にも取り組んでいる少し変わり者の高岡さん。加工場を持っていないので加工企業やパティシエなどのパートナー探しが苦労しそうですが、高岡さんの情熱とコミュニケーション力で解決していけると思います。あらゆるお酒とフルーツを組み合わせて楽しめる、実験好きのクリエイターにぴったりのプロジェクト。
極力農薬を使わず、無肥料で桃を生産する農園。桃農家ながらイタリアンジェラート店(藤桃庵)も手がけ、夏の時期にはジェラートとパフェを求めて行列ができる。2023年には新店舗へ移転もする予定。
・夏以外にも人が立ち寄る名物をつくりたい!
・パッケージやお店のデザインが得意なクリエイターお待ちしています。
・オーガニックに興味がある人募集!
人気ジェラート桃農家がつくる新定番。
桃を使ったカヌレを開発!
人気ジェラート店にも課題があります。それは夏以外の時期の集客です。秋や冬にも紀の川に人が訪れ楽しんでもらえるような商品を作ろうと試行錯誤してきました。そこでたどり着いたのがカヌレです。カヌレを作り人の流れと雇用をつくるプロジェクトを開始します。
地元有名ジェラート店を運営する桃農園。夏には大行列ができますが、涼しくなってくると客足が減ってしまうそう。人気店の商品作りですが、カヌレに関しては0からのスタート。ジェラートのイメージがついているだけに逆に大変なこともありそうです。なんでもまずは試してみるフットワークの軽さがある籔本さんとクリエイターが出会い、紀の川の新たな名物土産ができるのが楽しみです。
紀の川名産の玉ねぎの苗と、柿、柑橘類を生産する農園。代々続くまつばら農園の6代目は、紀の川の農産物を楽しめる場所を作りたいと、新たにカフェと八百屋を準備中。これまで以上にお客様を笑顔にしようと新たなチャレンジを続けている。
・店舗の名物となるお土産品をつくりたい!
・こだわった果物の皮まで美味しく食べてもらいたい!
・これまでにない商品を作れるクリエイターお待ちしています!
規格外フルーツと皮を最後まで食べ切る!
果樹農家が挑むフルーツアップサイクル
カフェの準備をしていると、多くの皮を捨てていることに気が付きました。フルーツの栄養と香りは皮付近に多く含まれていますが、皮を食べることは多くありません。そこで、野菜の皮を使ったベジブロスのようにフルブロス商品を作るチャレンジをすることにしました。まるごとフルーツを楽しめる文化をつくります。
松原さんはブルーベリー栽培も新しく始めたり、同時にいくつもの事業を立ち上げている最中。うまく繋げることでフルブロスは大きな相乗効果を生み出す商品になることでしょう。とはいえ世の中にない商品。作り方も、売り方も、全て0からのスタートとなるため、負担が大きいかもしれませんが、それを物ともせず、新しい文化を作っていけるガッツのあるクリエイターをお待ちしています。
いわつるfam.は米といちじくといちごを生産する農園。安定して品質の高いいちごを作り、実習生がその技術を学びにきている。2023年からはこれまでのいちご生産に加え、いちご狩り農園も始める予定。
・いちご、いちじく、レモン、フルーツ色々使えます!
・フルーツに隠れてしまうお米にスポットを当てたい!
紀の川市産の米とフルーツで作る
ポン菓子グラノーラ!
いちご狩りに合わせた看板メニューでいちごかき氷などを出す予定ですが、お米を使った常温で持っていける商品も欲しいと考えています。自分の子供たちにも、お客様にも、安心して食べられるお菓子を提供できないかと考え、ポン菓子とフルーツを原材料に、グラノーラ・エナジーバーなどを作ります。
岩鶴さんは加工品も勉強していますが、まだ取り組んだばかりで実績がないのが心配な点です。ですが、誰でも初めては実績がありません。岩鶴さんの勉強熱心さと周囲からの信頼があればきっと形にしてヒット商品にしてくれるはずです。人の良さが滲み出るような商品を作ってくれるクリエイターが来てもらえるといいなと思います。
夫婦で立ち上げた農園。自然・有機栽培で野菜を数十種類育てている。自然食品店や飲食店との取引が多く、求められた品種を必要な量しっかりと生産している。これまでにポン菓子やポップコーンなど加工品にもチャレンジしてきた。
・オーガニックに興味ある方お待ちしています!
・自分が欲しい商品を全力でつくりたい!
・初めてのチャレンジに寄り添ってくれる方募集!
自然・有機栽培の野菜を使って、
からだに優しい非常食を開発!
今注目しているのは非常食です。非常食はどうしても添加物の多いこだわりの薄い食事になりがちです。しかし 非常な時ほど食事に喜びや安心を感じてもらいたいと考えます。自然・有機栽培の野菜のみで作られた、水煮やスープなどの非常食開発をします。
小林さんはとても明るく、周りを巻き込むのが得意な農家さんです。少量多品目なので野菜の種類が多く開発が大変そうだと感じましたが、きっと周りと協力し良い商品を生み出してくれると思います。「売れる商品」というより「続けられる商品」を一緒に作り上げられるクリエイターがぴったりです。
MISO SOUP’S COMMENT
お隣かつらぎ町近くの奥地にある農園。セミドライのため冷凍や冷蔵での販売が必要だったり、新規商品のため製造方法からパッケージまで検討項目が多いことが大変なポイントですが、地域のことを想う中山さんや、温かいスタッフたちと一緒にアイデアを考えられることがとても楽しいと思います。製造過程で出るシロップがかき氷にぴったりらしく、そちらもアイデアに活かせそうです。